幼稚園Q&A

また、登園後も着替える必要がなく、そのまま遊びに入ることができます。汚れても構わない服で遊びに没頭できる姿見は子どもらしさにあふれています。
教師も子ども達と共に遊び込むことで、一人ひとりの個性を大切にすることを心がけています。



A.幼稚園は1840年ドイツ人フレードリッヒ・フレーベルによって考えだされ、「こどもの園」と名付けられました。ですから園庭といい、運動場ではありません。中央には「イヌシデの木」が植えてあります。下松幼稚園では、“運動場”ではなく、“園庭”であることを大事にしています。
子ども達は様々な木々に囲まれた園庭で、かけっこやリレーを楽しんでいます。鬼ごっこも人気な遊びの一つです。自然の流れで氷鬼や増え鬼をなど異年齢での関わりも深まっています。また、でこぼこな園庭を走ったり、止まったり、カーブを曲がったりすることで足の筋肉が鍛えられます。変化に富んだ園庭は隠れる場所が多くあり、イヌシデの木は鬼ごっこの陣地となっています。
新緑は、わたしたちに涼しい木陰と風を運んでくれます。秋には紅葉が見られ、落葉となります。広さだけでなく、子ども達が、そこにある豊かな自然といかに関わり合えるかを大切にしています。園庭はいろいろな遊びが生まれる場所として、自然あふれる魅力的なところでありたいと考えています。






A.今、早期教育の弊害が問題視されています。少しでも早く成長してほしいという親心からか、幼少期からの習い事や、「自分の事は自分でする」ということを意識するあまり、子どもたちの個性を見失ってはいないでしょうか?子どもは自分が興味を持ち、楽しいと思い、何かに取り組んでこそ、いろいろな力が伸びていきます。その興味の持ち方は一人ひとり違い、個性があります。遊びこそが子どもたちを成長させるのです。そして、遊びを通して見える力とともに、見えない力を取得していきます。
下松幼稚園で、子ども達は、園庭の様々な自然(花や木)と関わり、生き物と接することで、不思議さや美しさの感動、命の尊さを学びます。また、遊具で体を動かし、砂場で山や川づくりを通して、体力作りだけではなく、創造力や発想力が豊かに育ちます。友達との遊びや物の貸し借りを通して、我慢する力、協力しようとするなどの社会性を身につけ、幼児期は結果を求めるのではなく、その過程が大切であり様々な事を経験しながら、学びの土台が出来ていきます。



A.保育参観日というのは、保護者の皆様に幼稚園に来ていただいて、お子さまの様子を見ていただく行事です。幼稚園での子ども達の様子を知る良い機会となっています。幼稚園での1日を親子ともども過ごしていただきたいと思い『参加保育』を始めました。保護者の方々にも年間を通して1日、幼稚園に来ていただき、体験していただいて、子どもの様子や幼稚園への理解を深めていただきたいと思っております。
参加保育されたお母さまには、とても好評で「1日の流れがよく分かった」「楽しかった」等の感想を述べられ、子どもたちも「今日は誰のお母さんが来るの?」と楽しみにしています。本園の特色の一つです。
